2016年12月03日

この世界の片隅に観てきた


映画『この世界の片隅に』予告編
この世界の片隅に 公式サイト
英語版予告:In This Corner of the World Trailer

10月11月は、ゲームオブスローンズのシーズン6を観なば観なばと思いつつ、タイミングを逃して未だ見てないバカタレ生活で、そのくせ映画にもアンテナ張ってなかったという、何やってたんねマジで。でもたぶんこれ、シン・ゴジラで、ああ!!シンゴジ実況博多駅前陥没だ!それに夢中だった!それと地震。自宅気象庁に夢中だった。

んで、11月下旬になって、「この世界の片隅に」という映画がいいっていう評判が耳に入る余裕が出てきて、12月1日の映画の日に観に行ったわけです。朝9時10分上映で、がんばって早起きしたのです。前知識は一切なしで観たのです。
結果、「やべええええええこれやべええええ」しか出なかった。マジでやべえ!やべえええええ!!!
何がスゲエって観ればわかる、しか言えない、学がないから。下の評論系動画で解説してくださっとる。
シン・ゴジラと同じく情報量が多くて、観る側の知識と経験で初回視聴時の揺さぶられ感に差が出ると思う。知識経験がなくても、普通に生活してれば共感できるし、好奇心があれば評論系動画で合点がいく感覚を楽しめるし、何よりこれ体感映画だから、動きと音でマジやばいからあらゆる人に勧めたくなる映画だ。マジすごい。
観終わった後、シン・ゴジラと同じく「この世界の片隅に、観ました?」つって聞きまくったもんね。今年2度目だよこんな状態になるの、やべえ。

この世界の片隅に

自分が一番ゾクゾクしたのは、音だった。戦時下の日常で普通に戦闘機の飛行音が響くシーンや嵐だっけ、風の強い音、夜の照射訓練の光景、発砲音や破裂音。その音と共に描写される、日常に牙を剥く兵器の動き、やべえ(語彙
ふんわり日常を切り裂くあの破壊描写のゾクゾク感がたまらなかった。
すずさんにもそんなシャープな動きあったよなあ、桶担いで近所の人ドッタンバッタンなぎ倒したシーンとか、後半の感情を顕わにするシーンとか。ハッとしたよ。
それから、中盤かな、スゴイタカイ視点から戦艦をカシャッカシャッて捉えるシーンがあって、隣に座ってたおっちゃんが「大和」って一言呟いたからなお印象的になったんだけど、1945年4月のシーン。戦艦大和が坊ノ岬沖で倒されたていうことで、後でパンフとネットで調べて知った。劇中でも円太郎お義父さんが教えてくれるんだけども、その時の状況がこれらしいのです。
戦艦大和の最期(米側資料による戦闘詳報)
シン・ゴジラ観たおかげでスゥッと入ってきたのです。攻撃機数がやばい。戦況も双方壮絶。すずさんが目撃した、山の向こうから現れた無数の戦闘機があったから、劇中にないあっちの戦闘の凄まじさも感じることができた。映画を観終わって時間が経った後でのやべえですよ、なんという時限爆弾。

この世界の片隅にパンフ
ていう風に、戦闘シーンに惚れて片渕監督の作品を調べたら、「Black Lagoon」で「エースコンバット」の人だとわかって、そりゃやべえやって納得しました。そして、監督のツイートに納豆トーストがあったので、俄然好きになったのでした。
思い出した、下のインタビュー動画で当時を詳細に調べ上げて組み立てて、観る側に任せる的なことを聞いてすぐに「スカイリム!」となったんです。スカイリムにはいろんな勢力や種族と歴史があって、その上に災害的なドラゴンまでいる、その中で日常を営む人々がいて、土台がしっかり整ってるんです。んで、ゲーム的にはこれが正義だとかいうの一切なくて、プレイヤーが自由にスカイリムで生活するわけで、この世界の片隅にもそんな作品だよなと思って、うおおおてなったのです。何が言いたいんだ。

いやあ、とんでもないものを観てしまった。
2016年はデッドプールでボンッ、シン・ゴジラでドーンッ!、この世界の片隅にでズガーンッッ!!!

また書き忘れ思い出した、パンフ!
パンフにはクラウドファンディングに参加された方の名がずらずらずらっと掲載されていて、有名人に面白名前探しにと楽しめるです。
映画『この世界の片隅に』の海外上映を盛り上げるため、片渕監督を現地に送り出したい
映画公開後も新しい企画が上がって、既に目標額達成しとるんけ。すげえ(何度目だ

■コラムなど
1300日の記録[片渕須直]
すずさんの日々とともに
アニメーション版「この世界の片隅に」を捉え直す(1)「姉妹は物語る」
アニメーション版「この世界の片隅に」を捉え直す(2)「『かく』時間」

■インタビュー
「『世界』を描かないと『片隅』が見えてこない」、映画「この世界の片隅に」片渕須直監督インタビュー
ユリイカ2016年11月号 特集=こうの史代
 →ユリイカ「この世界の片隅に」 感想 【片渕監督の込めた「すず」という少女への愛】
貯金ゼロ目前、食費は1日100円……苦境極まった片渕須直監督『この世界の片隅に』は、どう完成したか
「この世界の片隅に」は、一次資料の塊だ
映画「この世界の片隅に」 片渕須直監督に話を聞きました。(ユアタイム
岡田斗司夫ゼミ12月4日号 ゲスト「この世界の片隅に」プロデューサー・真木太郎
 ↑幻のカット30分の話や、海外上映の話、有料版でもっと踏み込んだ話してるらしい。

■評論系
【絶賛】宇多丸 映画「この世界の片隅に」シネマハスラー
【必見】町山智浩 映画「この世界の片隅に」 ネタバレ無しでご紹介
岡田斗司夫ゼミ11月20日号「『この世界の片隅に』誰もが評論を諦める高難易度作品を語るよ!!宮ア駿あなたが川上量生にそれを言っちゃいます?」
 ↑ネタバレなしで推しポイント3つ。有料版でネタバレあり解説。
マクガイヤーゼミ 第24回「緊急特番 今だからこそ観たい『この世界の片隅に』」
 ↑トド松さんがおる。食べ物や着物の柄や歌や写真を交えてわかりやすかった。



■ついった
「本当に呉にそっくりなの、あの頃の呉にそっくりなの」 …映画「この世界の片隅に」をめぐって
























posted by マルライ(黒) at 00:00 | Comment(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする